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50歳のお祝いには何を贈ればいい?おすすめのギフトやタブーも紹介

50歳の誕生日は、大きな節目だと感じる方が多いでしょう。特別なお祝いをしたいと考えているものの、どういった贈り物を選べばよいのか悩んでいる方は少なくありません。

今回は、50歳のお祝いにおすすめの贈り物や金額相場を解説します。お祝いのタブーや50歳以降に迎える節目のお祝いについてもご紹介しますので、身近な方が50歳を迎える方はぜひ参考にしてみてください。

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50歳のお祝いの選び方は?

50歳のお祝いの選び方は?

50歳を迎えたからといって、長寿祝いの定番であるちゃんちゃんこや頭巾を贈らなければならないわけではありません。なかには「年寄り扱いされた」と感じる方もいるので、受け取る相手の心情を考慮するとよいでしょう。

ここからは、50歳のお祝いに贈るプレゼントの選び方を紹介します。

50歳男性には実用的なものがおすすめ

50歳を迎える男性には、日常的に使える便利なアイテムがおすすめです。働き盛りで重要なポジションについている方が多い年齢なので、仕事で役立つ実用的なものが喜ばれるでしょう。受け取る方の業種にもよりますが、上質な素材で仕立てたネクタイや名刺入れなどは、定番のプレゼントです。

グルメやお酒を贈るなら、量は少なくても高級なものを選ぶほうがよいでしょう。豊富な経験を積んでいる年齢であることから、大容量でコスパ重視のものよりも上質なもののほうが喜ばれる傾向にあります。

体力の衰えや疲労が取れにくいことを実感している方もいるため、リフレッシュグッズを選ぶのも手です。

50歳女性には華やかなアイテムがおすすめ

50歳を迎える女性には、華やかでセンスが光るアイテムがおすすめです。仕事で責任ある立場についていたり、趣味の時間を楽しんでいたりする年齢であり、美意識に磨きをかけている方は多いでしょう。

華やかさを意識するなら、有名ブランドの化粧品やファッション小物など贅沢なプレゼントが適しています。内側から輝いてほしいという願いを込めて、スキンケアアイテムを選ぶのも素敵ですね。

定番ですが、フラワーギフトも喜ばれるプレゼントのひとつです。特別感があり、受け取った方の気持ちも明るくなります。忙しい方に贈るなら、お手入れが簡単なプリザーブドフラワーやフラワーアレンジメントを選ぶとよいでしょう。

相手との関係性も考慮しよう

50歳のお祝いのプレゼントを選ぶときは、相手との関係性を踏まえたうえで選びましょう。品物によっては受け取る相手に恐縮される可能性があるからです。反対に、がっかりさせてしまうケースもあるかもしれません。

例えば、職場の同僚や先輩なら気軽に受け取りやすいものがおすすめです。グルメやお酒などの消えものやお花なら、気負わず受け取ってもらえるでしょう。一方で高価なものや身につけるものは、お返しの負担をかけてしまったり相手に気を遣わせてしまったりする可能性があります。

親や兄弟、親族に贈るなら、相手が欲しがっているものや普段から好んでいるものを選びましょう。近い間柄だからこそ、相手の喜ぶものをリサーチしやすいといえます。仕事や趣味など、日常生活の中で活躍し長く愛用できる品物がおすすめです。

男女別:50歳のお祝いにおすすめのプレゼント

男女別:50歳のお祝いにおすすめのプレゼント

実際にお祝いを選ぶとなると、どのようなものが喜ばれるのか悩む方は多いでしょう。ここでは、50歳を迎えた方に喜ばれやすいプレゼントを、男女別に解説します。

50歳男性へのお祝いに喜ばれるプレゼント5選

50歳の男性は、上質かつ高級感のある贈り物が喜ばれる傾向にあります。豊富な人生経験から質や製法に興味関心を抱く方が多いので、こだわりが感じられる一品を選びましょう。

ビジネスグッズ

働き盛りである50歳の男性には、文房具や通勤時に役立つアイテムが重宝されます。代表的なプレゼントは、次のとおりです。

  • ボールペン
  • 万年筆
  • ネクタイ
  • 名刺入れ
  • ハンカチ
  • 腕時計

いずれの品物を選ぶにしても、年齢にふさわしく重厚感のあるものを選びましょう。受け取る相手が普段から使用しているものをチェックして、好みに合いそうなテイストもリサーチしておくとよさそうです。

ファッションアイテム

50歳を迎えた方へのプレゼントには、ファッションアイテムもおすすめです。仕事で重要なポジションにある方であれば、人前に立つ場面が多いことから、身だしなみの重要性を意識する方も多いでしょう。

持っていないけれどあったら便利なものを贈りたい方には、洋服ブラシがおすすめです。スーツや作業着はもちろん、私服のお手入れに役立ちます。繊維についたホコリや花粉を払うだけでなく、毛玉を未然に防ぎ衣類を長持ちさせられる便利なアイテムです。

意外な便利アイテムを狙うなら、靴ベラも選択肢のひとつです。携帯できるタイプなら、営業先や接待の帰りなどでも役立ちます。使用することで靴を傷みにくくするだけでなく、大人の品格が漂うでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめのファッションアイテム】

グルメ

グルメギフトを贈る場合も、質の高さを意識することが大切です。舌が肥えている50歳男性にも満足してもらえるでしょう。

特におすすめの品は、老舗の味を楽しめるグルメです。例えば、普段何気なく口にしている練り物でも、素材にこだわり特別な製法で作られたものなら別格の味わいを堪能できるでしょう。

お酒を嗜む方には、晩酌のお供にもなる珍味やジャーキーなどもおすすめです。受け取る相手が好むお酒の種類と合うグルメを選べば、気の利いたプレゼントとして喜ばれるでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめのグルメギフト】

お酒

日々の晩酌を楽しみにしている50歳の男性には、お酒のプレゼントがおすすめです。普段から愛飲している銘柄はもちろん、口にしたことがないものを贈るのもよいでしょう。

お酒の種類はビール・ワイン・ウイスキー・焼酎・日本酒・リキュールと豊富なので、選択肢が幅広いことも特徴です。特にお祝いごとのイメージが強いお酒として、日本酒を選ぶ方は多いでしょう。産地や米の種類、飲みやすさなど、さまざまな観点から選んでみてください。

【50歳のお祝いにおすすめのお酒】

グラス・タンブラー

毎日のように使用するグラスやタンブラーは、50歳のお祝いの記憶をいつでも思い返してもらえるプレゼントになるでしょう。お酒を飲む方にはもちろん、お茶を飲むときにも活用してもらえます。

デザインにこだわりがあるものはもちろん、熱伝導率に優れており清涼感やほどよい温度を楽しめる1点や、お酒の芳醇な香りを逃さずに堪能できる1点などもあります。受け取る相手が愛飲するお酒の種類に合わせて、グラスを選ぶとよいでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめのグラス・タンブラー】

50歳女性へのお祝いに喜ばれるプレゼント5選

50歳を迎えた女性には、華やかで上品なアイテムが喜ばれています。相手の好みにもよりますが、若々しさを感じるものよりエレガントな魅力を感じるプレゼントを選びましょう。

フラワーギフト

プレゼントの王道でありながらもらう機会が少ないお花は、50歳を迎えた女性へのお祝いにおすすめです。華やかで特別感があり、節目を飾るのにふさわしいでしょう。

お花を贈るなら、フラワーアレンジメントがおすすめです。花瓶に移し替える必要がなくお手入れが簡単なので、お花の世話に手が回らない忙しい方にも喜ばれるでしょう。

近年、人気が高まっているプリザーブドフラワーもプレゼントに適しています。特殊な加工により、水やりしなくても生花さながらの美しさを堪能できます。

【50歳のお祝いにおすすめのフラワーギフト】

化粧品・スキンケアグッズ

毎日使う化粧品やスキンケアグッズは、50歳女性に喜ばれやすいプレゼントです。50歳女性の代表的な肌悩みはシミ・たるみ・くすみなどが挙げられます。悩みをカバーできて、少し贅沢ができるアイテムがおすすめです。

プレゼントとして人気な品物は、フェイスマスクや導入美容液など。普段使用していなくても気軽に取り入れやすく、スペシャルケアができます。デイリーユースできる洗顔料などは、自分ではなかなか購入しないような高価なものを選ぶと喜ばれるでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめの化粧品・スキンケアグッズ】

美容グッズ

化粧品・スキンケアグッズと同様に、美容グッズも50歳女性へのプレゼントに選ばれています。リーズナブルなものから高価なものまで価格帯が幅広く、相手の関係性に応じて柔軟に品物を選びやすいでしょう。

化粧品の成分が相手の肌質に合うかわからない場合には、熊野筆のメイクブラシセットがおすすめです。なめらかな肌触りと均一な色づきで、高級ブランド化粧品やパリコレの舞台裏でも使われています。受け取る相手の好みの色やメイクブランドを問わず、毎日愛用してもらえるアイテムとなるでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめの美容グッズ】

リラックスグッズ

仕事や家事で忙しくしていることが多い50歳女性には、心と体を労わるアイテムもおすすめです。疲れをほぐすアロマやバスグッズは、消えものなので気軽に受け取ってもらいやすいでしょう。

高価なものを選びたいなら、マッサージ器がおすすめです。難しい設定がいらないネックマッサージャーやヘッドマッサージャーは、自分ではケアしにくい部分を揉みほぐせると人気です。

【50歳のお祝いにおすすめのリラックスグッズ】

グルメやスイーツ

受け取る相手が好みそうなグルメやスイーツを贈るのもよいでしょう。贅沢感があるグルメやスイーツは、50歳のお祝いに特別感をもたらします。

プレゼントするなら、有名店のグルメやスイーツがおすすめです。上質なものに慣れている50歳の女性にも、リッチな気分を味わってもらいやすいでしょう。

朝食や昼食として口にできるパンとスープのセットなども、選択肢のひとつです。忙しい時間帯に手軽に口にできる品物を贈ることで、気遣いを表せるでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめのグルメ・スイーツ】

贈り物に迷ったら、カタログギフトを

贈り物に迷ったら、カタログギフトを

何を贈ればよいのか決められない場合は、カタログギフトを選びましょう。

カタログギフトであれば、受け取る相手自身が本当に欲しいものや好みのものを選べるため、贈り物のミスマッチを防げます。また、幅広い選択肢から好みの品物を選べる楽しみを味わってもらえることも魅力です。

50歳のお祝いとして人気が高いのは、伝統工芸品やこだわりの雑貨などを取り揃えたものやグルメ専門カタログギフトなど。解説付きで掲載している1冊であれば、読みものとしても楽しめるでしょう。

カタログギフトを贈る場合は、受け取り方も一緒に伝えると親切です。カタログギフトに慣れていない方もいるので、品物の選び方や配送先の設定などを一緒に行うのもよいでしょう。

【50歳のお祝いにおすすめのカタログギフト】

50歳のお祝いの金額相場は3,000~50,000円

50歳のお祝いの金額相場は3,000~50,000円

50歳のお祝いの金額相場は3,000〜50,000円とされており、相手との関係性により前後します。

  • 両親:10,000〜50,000円
  • 兄弟姉妹・親族:5,000〜20,000円
  • 友人・同僚:3,000〜10,000円
  • 先輩・上司:5,000〜15,000円

お祝いの金額相場は幅広いものの、関係性の近い相手ほど高額なものを選ぶ方が多いでしょう。例えば普段からお世話になっている上司や、親友と呼べるほど仲の良い友人に贈る場合は10,000〜15,000円の品物が選ばれています。

ただし、相手が好むものや欲しがっているものに焦点を当てることが重要なため、高いほどいいというわけではありません。高額すぎると相手に気を遣わせるので、相場の範囲で選ぶのがおすすめです。

50歳のお祝いのマナーやタブーもおさえておこう

50歳のお祝いのマナーやタブーもおさえておこう

50歳のお祝いにかかわらず、プレゼントを贈る際に押さえておくべきマナーやタブーがあるので注意しましょう。

例えば、プレゼントにのし紙をかける場合は、紅白の蝶結びの水引を選びましょう。蝶結びは、何度でも繰り返してよいお祝いごとに使われます。50歳のお祝いのあとも還暦、古希と続くので、末長い健康を祈る気持ちを込められます。

また、贈ってはいけない品物には、次のようなものもあります。

  • 「4」「9」など不吉な意味を連想する数字
  • 老眼鏡や補聴器など老いを感じさせる品物
  • 白いハンカチやタオル

「4」「9」は「死」「苦」を連想する数字とされています。4個セットや9個入りのほかに、「櫛」「シクラメン」なども不吉な言葉の響きにつながるので、プレゼントに選ぶべきではないとされています。

長寿のお祝いとはいえ、老いを感じさせる品物も控えましょう。現役で働く方が多い年代であるからこそ「老人扱いされたくない」と思わせてしまいます。

さらに、白いハンカチやタオルは、葬儀で故人にかける白い布を連想させるものです。お祝いで贈るなら、色付きや華やかな柄を描いた品物を選んでみてください。

50歳のお祝いの次は何歳でお祝いする?

50歳のお祝いの次は何歳でお祝いする?

50歳以降も、長寿のお祝いは続きます。次に迎えるお祝いを把握して、節目にふさわしい贈り物を選びましょう。

60歳:還暦( かんれき )

50歳を迎えたあとの長寿祝いは、一般的によく知られている還暦です。60歳を迎えたことに対する長寿祝いであり、60年で干支を一巡し生まれたときの状態と同じ暦に還ることに由来します。

近年では、還暦の次に66歳を祝う「緑寿( ろくじゅ) 」も祝われるようになっているようです。「緑々」が「ろくろく」と読めることが由来で、平均寿命が延びたことで誕生した新しい長寿祝いです。

70歳:古希( こき )

古希は70歳の長寿祝いです。中国の詩人である杜甫が詠んだ詩「人生七十古来稀なり」に由来しています。古くは50歳が終年であり、70歳まで生きる人は非常に稀だったことから、古稀、転じて古希となりました。

77歳:喜寿( きじゅ )

喜寿は77歳の長寿祝いです。「喜」は草書体で「㐂」と書き「七十七」に見えることが由来とされています。7はラッキーセブンとされているので、幸運な数字が揃う縁起のよい年と考える方もいます。

80歳:傘寿( さんじゅ )

傘寿は80歳の長寿のお祝いです。日本発祥の風習とされており「傘」の略字である「仐」が「八十」に見えることに由来します。古くは80歳を迎える方が少なかったため、近年になって注目され始めたといえるでしょう。

88歳:米寿( べいじゅ )

米寿は88歳の長寿祝いです。「米」の字を分解すると「八十八」になることに由来します。漢数字の八は末広がりで縁起がよいとされているので、2つ連なることでますます喜ばしい1年になると考えられています。

90歳:卒寿( そつじゅ )

卒寿は90歳の長寿祝いです。「卒」の略字である「卆」が「九十」に見えることに由来します。現代においても迎える方は多くないため、到達することは非常に喜ばしいとされています。

99歳:白寿( はくじゅ )

白寿は99歳の長寿祝いです。100歳の1歩手前であり「百」の漢数字から「一」を取ると「白」になることに由来します。99歳ともなると白髭や白髪を生やした仙人のような存在になるのではないかという、古来の考えにも起因しているようです。

100歳:百寿( ひゃくじゅ )

百寿は100歳の長寿祝いです。記念すべき1年として、年齢をそのまま長寿祝いの名称に当てはめています。100年=1世紀であることから、紀寿( きじゅ ) という別名もあります。

50歳のお祝いプレゼントを選ぶならantina gift studio

50歳のお祝いプレゼントを選ぶならantina gift studio

人生100年時代の現代において、人生の折り返しを表す50歳は節目の年とされています。今後の人生がさらに豊かになることを祈り、通年のお誕生日とは異なる工夫を凝らしてお祝いをするとよいでしょう。

お祝いの品物にはファッションアイテムやグラスをはじめ、上質なグルメ・お酒・化粧品・美容グッズなど、相手のライフスタイルや好みに合わせて選んでみましょう。

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