父の日は毎年6月の第3日曜日で、2025年は6月15日(日)です。お父さんに日頃の感謝を伝える日ですが、人によっては何月何日かを忘れてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、父の日の日にちや由来などついて紹介するとともに、父の日に贈り物をする際のマナーや贈り物の相場など、父の日を迎える前に準備しておきたいことを解説します。
父の日は、毎年第3日曜日です。よって、2025年の父の日は6月15日(日)です。
なお、2025年以降の父の日は次の通りです。
日曜日で仕事が休みのお父さんも多いため、外食に出掛けたり旅行に出かけたりといった方法で父の日に感謝を伝えるのもよいでしょう。
また、プレゼントや手作りのカードを贈ることも、感謝の気持ちを伝える方法としておすすめです。父の日に日頃の感謝を伝えることは、家族の絆を深めるよい機会にもなるでしょう。
父の日はもともとアメリカの文化で、「ソノラ・スマート・ドッド」という女性が提唱したことに由来しています。
ドッドの父は妻に先立たれ、6人の子供を男手1つで育て上げました。ドッドは母の日の存在を知り、父親に対する感謝の日も必要だと考え、「父の日」を1909年6月19日(6月の第3日曜日)に制定することを提唱したのです。
父の日は徐々に認知され、1972年にはアメリカで正式な祝日となりました。日本においても、毎年6月の第3日曜日が父の日とされています。
日本でも父の日は「父親に感謝を伝える日」とされています。ここからは、日本における父の日の由来を紹介します。
父の日は1950年頃にアメリカから日本へ伝わりましたが、当初はあまり普及しませんでした。
日本で父の日が広く知られるようになったのは、1981年に「日本ファーザーズ・デイ委員会」が設立されたあととされています。日本ファーザーズ・デイ委員会は「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」というイベントを開催し、世間の注目を集めました。
さらに、同時期にデパートなどが販売戦略として父の日のイベントを広め始めたことで、1つの文化として全国に広がったとされています。
父の日はアメリカが発祥とされていますが、今では次のようにさまざまな国で祝われるようになっています。
国 | 父の日の日付 | 特徴・備考 |
---|---|---|
日本 | 6月の第3日曜日 | 食べ物やお酒などを贈ることが一般的 |
アメリカ | 6月の第3日曜日 | 家族でのアクティビティや外出が一般的。祝日として定着している |
カナダ | 6月の第3日曜日 | 家族での外出や外食、プレゼントが一般的 |
韓国 | 5月8日 | 母の日と父の日が同日であり、「父母の日」として祝われる。カーネーションや現金、商品券などが贈られることがある |
中国 | 6月の第3日曜日 | 「父親節」と呼ばれ、プレゼントは渡さない傾向があるものの、家庭によって異なる |
台湾 | 8月8日 | 「パパ」と読む語呂合わせからこの日が父の日となっている。アクセサリーなどをプレゼントすることが多い |
イタリア | 3月19日 | カトリックの聖ジュゼッペの日が父の日となっている。ゼッポレという菓子を食べ、子どもたちは手紙を贈ることが多い |
ドイツ | キリスト昇天祭 | 「父の日」や「男の日」として祝われ、家族で祝うのではなく、父親同士が集まってお酒を楽しむことが一般的 |
オーストラリア | 9月の第1日曜日 | 家族でアウトドアに出かけて過ごすことが多い。ピクニックやバーベキューを楽しむことが一般的 |
このように、6月の第3日曜日に父の日を祝う国が多いですが、韓国やイタリア、ドイツなどは独自の文化に沿って行われているようです。また、ギフトやお祝いの仕方もその国の文化や伝統によって異なり、さまざまな特徴が見られます。
父の日の準備は、父の日の2週間〜1カ月前あたりから準備をしておくことがおすすめです。その理由は2つあります。
ここからは、それぞれの理由を解説します。
父の日が近づくと、人気商品は早い時期に売り切れてしまう可能性があります。
場合によっては、前もってリクエストされていた商品がすでに売り切れて購入できないないといったことにもなりかねません。後悔することのないよう、早めにプレゼントの準備を始めましょう。
通販で自宅や実家などに配送してもらう場合、直前の注文では間に合わない可能性があります。注文が混み合い、配送が遅れる可能性があるためです。
特に、父の日ギフトとして販売されている限定商品などは、早めに注文しておくと安心です。
父の日ギフトの一般的な相場は次の通りです。
ここからは、それぞれの予算に合わせたおすすめのギフトを紹介します。
一般的な父の日ギフトであれば、3,000〜5,000円程度が相場です。3,000〜5,000円の贈り物としては、ネクタイやシャツのような実用的なギフトが人気です。
また、お酒好きなお父さんなら、焼酎や日本酒、ビールやワインなど、普段は買わないようなワンランク上のお酒を贈ると喜ばれやすいでしょう。お酒に合う食材や全国各地のグルメギフトなども、父の日の贈り物として人気です。
3,000円〜5,000円で購入できる、父の日おすすめギフトはこちら還暦や定年退職など特別な節目と重なる年であれば、10,000円以上の贈り物がおすすめです。普段よりもリッチなギフトを選ぶとともに、これまでの感謝を伝えてみましょう。
高額のギフトを贈る場合は、きょうだいで一緒にお金を合わせて贈るという方法もあります。きょうだいでお金を出し合えば、1人で贈るよりもよりよいものをお父さんにプレゼントできます。
10,000円以上であれば、伝統ある江戸切子のぐいのみや有名な地酒など、いつもの父の日よりも豪華なプレゼントが贈れるでしょう。
10,000円以上で購入できる、父の日おすすめギフトはこちら5月に母の日がありますが、母の日と父の日とで贈り物の金額を同じぐらいにするのもよいでしょう。母の日のプレゼントに使った金額に合わせるだけなので、金額に悩むこともなく、また不公平感もなくせます。
母の日の贈り物の相場は父の日と同じく、3,000〜5,000円程度が一般的です。
父の日に贈り物をする際のマナーには、次のようなものが挙げられます。
これらのマナーに配慮して、お父さんに気持ちよく贈り物を受け取ってもらえるようにしましょう。
父の日のギフトを選ぶ際には、贈り物としてふさわしくないものは避けましょう。例えば、靴やスリッパ、玄関マットなどのように「踏みつけること」をイメージさせるものは、プレゼントにはあまり適していないといえます。
他にも、ビジネスバッグや腕時計は「もっと働いてください」と捉えられてしまうこともあるため注意が必要です。また、ハンカチについても「手切れ」などの意味合いがあるとされ、贈り物にはふさわしくないと思う方もいます。
ただし、これらは一般的には避けたほうがよいとされているものですが、お父さんの趣味や好み、リクエストに応じて、喜ばれそうなものであれば選んでも問題はないでしょう。
基本的に、父の日のギフトにのしをつける必要はありません。ただし、義理のお父さんに贈る場合は、のしを付けると丁寧な印象を与えられるでしょう。
のしを付けるときは、一般的なお祝い事と同じように「祝いのし・紅白蝶結び」を使いましょう。表書き(のし上)は「感謝」や「父の日」など、父の日ギフトだとわかるものであれば問題ありません。
また、のしを付ける際は、父の日ギフトとすぐにわかるよう外のしをかけるのがおすすめです。ただし、配送で贈る場合は、配送中にのしが汚れたり破れたりする可能性があるため、内のしを選ぶ方が多いようです。
父の日の贈り物は、当日に直接手渡しすることをおすすめします。当日に家族やお互いの都合が合わない場合は、なるべく当日を迎えるまでに渡すか、配送で届けるとよいでしょう。
父の日当日に間に合わない場合は、当日に渡せない理由を一言添えておくと安心してもらえるはずです。
父の日の贈り物に、メッセージカードを添える方法もよいでしょう。プレゼントだけを贈るよりも、より感謝の気持ちを伝えられます。直接渡せないときは特に、メッセージカードが添えてあると温かみを感じてもらえるでしょう。
贈り物・カタログギフト専門店「antina gift studio(アンティナギフトスタジオ)」では、オリジナルのメッセージカードを作成できるサービスが利用できます。父の日に合わせてカードデザインと写真を選び、メッセージを入力します。最後にIDを発行すれば、作成完了です。
メッセージ内容に困った際には、用意された文例を使って書くこともできるので、気軽に感謝のメッセージが送れます。
antina gift studioのメッセージカードサービスはこちらantina gift studioがおすすめする、父の日に贈りたいプレゼントは次の5つです。
ここからは、それぞれの贈り物について紹介します。
父の日の贈り物として人気があるのが、カタログギフトです。カタログギフトは、受け取る方が好きな商品を自身で選べるため、本当に欲しい物を贈ることができます。
また、さまざまなジャンルの商品が多数掲載されていることから、選ぶ楽しみを味わってもらえる点もカタログギフトの魅力です。お父さんの趣味や好みを十分に把握していなくても喜ばれやすいため、贈り主にとっても贈りやすいギフトといえるでしょう。
父の日に贈るカタログギフトとしては、男性に人気のグルメ雑誌「dancyu」で紹介されたグルメが集められたカタログギフトや、日本のとっておきの味が一冊に凝縮されたカタログギフト、国内外の銘酒が選べるお酒専門のカタログギフトがおすすめです。
食べ物のギフトは消えものであるため、贈り主にとっても受け取る方にとっても負担がなく人気です。父の日に贈る食べ物は、お肉やおつまみを選ぶ方が多い傾向にあります。特に、簡単に調理できるものはより喜ばれやすいでしょう。
例えば、「デリシャエール / 焼けてる昆布〆サーロインステーキ」は解凍後トースターで温めるだけの簡単調理で本格的なステーキが味わえるため、お父さんにも負担なくおいしいものを楽しんでもらえます。
「オイスターキッチン / 牡蠣オイル漬け3種セット」は瓶から取り出すだけで、オイルがしみ込みぎゅっと凝縮された牡蠣の旨味を楽しめます。甘党のお父さんには「ラ・メゾン・デュ・ショコラ / アタンション 16粒入」がおすすめです。とろけるようなガナッシュと一緒にナッツ風味の豊かなプラリネも楽しめる、贅沢なチョコレートギフトです。
父の日は初夏の時期であることから、喉を潤すことができるお酒を選ぶ方も多い傾向があります。特に、普段から飲んでいるお酒ではなく特別感があったり飲み比べできたりするギフトが人気です。
例えば「ベアードブルーイング / ベアードビールお任せ12本セット」は6種類のお酒を飲み比べできるギフトです。「ベアレン醸造所 / 3種 9缶ギフトセット」では、岩手県民イチオシの地元クラフトビールを3種類味わうことができます。
日本酒好きのお父さんには「今代司酒造 / 錦鯉 KOI 720ml e-order gift」がおすすめです。グッドデザイン賞などを受賞した美しい磁器ボトルに、清らかでキレのよい味わいを楽しめるお酒が入っています。
お父さんの趣味がわかる場合は、趣味に関するギフトを贈る方法もおすすめです。例えば、ゴルフ好きの方ならゴルフボール、普段から革靴を履く方であればシューケアキットなどが人気です。
趣味がわからない場合、普段遣いできる実用品を贈るのもよいでしょう。「LIL / 圧縮バスタオルセット」はふっくらと柔らかい質感で、吸水性にも優れています。
テーブルウェアは日常的に使用するものであるため、普段遣いできる贈り物としておすすめです。ビールやワイン、コーヒーなど、お父さんの好きな飲み物に合わせて選びましょう。
「スタンレー / 真空パイント470ml(ブラック)」は強度が高く、耐久性、保冷・保温性能から夏の暑い日にぴったりなグラスです。お酒が好きなお父さんには、0.9mmの厚さで作られた「松徳硝子 / うすはり 舞グラス」がおすすめ。焼酎やウィスキーを飲む際に口当たりのよさを感じてもらえます。
また、お父さんとお母さんが揃って晩酌好きであれば、美しいフルートグラスと日本酒がセットになった「IMA 牡蠣のための日本酒+ペアフルートギフトセット」もおすすめです。
2025年の父の日は6月15日(日)です。人気の父の日ギフトが売り切れたり、希望の配送日に間に合わないといったことがないように、2週間〜1カ月前を目安に準備を始めるとよいでしょう。一般的に贈り物として避けた方がよいとされるものはありますが、基本的にはお父さんの趣味やリクエストに沿っていれば問題ありません。
今回紹介した父の日ギフト以外にも、antina gift studioではさまざまなカタログギフトや贈り物を取り揃えています。さらに、のしや包装紙、メッセージカードなどのサービスも無料でご利用いただけます。お困りの際はギフトアドバイザーがお手伝いいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
antina gift studioの父の日ギフトはこちら