スマートフォンやSNSの普及によって定着しつつある、ソーシャルギフト。思い立ったときに手軽に贈れるうえに、お祝いをいただいた際の内祝い用としても贈ることができます。しかし、あらたまったシーンでの贈り物をソーシャルギフトで贈るのは失礼なのではないか、心配な方も多いでしょう。
そこで今回は、ソーシャルギフトで内祝いを贈ってもよいのかについて解説します。ソーシャルギフトのメリットやデメリット、おすすめの商品についても解説するので、お祝いのお返しで悩んでいる方は参考にしてみてください。
結論から述べると、ソーシャルギフトで内祝いを贈っても失礼にはあたりません。ソーシャルギフトは受け取る側にもさまざまなメリットがあり、現代に適した便利な贈り物だと前向きに捉える人が多いでしょう。
ソーシャルギフトとは、メールやSNSのダイレクトメッセージ、LINEなどでURLをシェアするだけで、気軽にギフトを贈れるサービスです。シェアされた方はURLからお届け先や配送日を入力すれば、贈り物やチケット、ポイントなどを受け取ることができます。
例えば、カフェなどで利用できるチケットは、簡単に贈れることから人気があります。チケットの画面や二次元コードなどを店頭で見せると、商品と交換できたり割引が利用できたりします。
住所を知らない相手に贈れるうえに、自身の住所を知られることもありません。SNSでのやりとりが主流である現代で、定着しつつある贈り物の形式といえるでしょう。
贈り物・カタログギフト専門店「antina gift studio(アンティナギフトスタジオ)」で調査を行ったところ、回答した方のうち約36%の方が内祝いにソーシャルギフトを利用した経験があることがわかりました。この結果から、ソーシャルギフトが内祝いに利用されることは一般的といってもよいでしょう。
ただし、ソーシャルギフトをおすすめできないケースもあるので注意が必要です。特にスマートフォンを使用していない年配の方に贈る際や、贈り物は手渡しで渡すべきという慣習が根付いている地域では、失礼だと思われる可能性があります。
ソーシャルギフトは送り先がわからないときや会うタイミングがないときでも、受け取る相手の都合に合わせて贈れることから多くの方に選ばれています。
まずは、ソーシャルギフトで内祝いを贈るメリットを確認してみましょう。
ソーシャルギフトは、相手の住所がわからなくても贈ることができます。住所などの入力は受け取る側が行うので、贈り主は指定のURLをシェアするだけで簡単に贈り物ができます。
一般的なソーシャルギフトの贈り方は、次のとおりです。
贈り主は、相手の名前や電話番号といった個人情報を入力する必要がありません。そのため、相手の住所などを確認する手間も省けるので、結婚や出産後の忙しい時期でも準備しやすいでしょう。
ソーシャルギフトはメールやSNSを介して贈れるので、直接会えなくてもすぐに内祝いを贈れます。贈ったタイミングで相手のスマートフォンにソーシャルギフトが届くため、品物を購入して配送する場合よりも早く贈ることが可能です。
一般的に内祝いは、お祝いをいただいてから1週間から1カ月以内に贈ることがマナーとされています。内祝いの品物を配送する場合は相手の自宅に届くまでに時間がかかってしまうので、購入したタイミングや配送時期によっては1カ月を過ぎてしまうかもしれません。
しかし、ソーシャルギフトは品物の受け取り日は相手が設定するので、内祝いの用意が遅くなってしまった場合でも、安心して贈ることができます。
新生活の準備や育児などで何かと忙しい結婚後や出産後は、ソーシャルギフトを活用して内祝いをスマートに準備しましょう。
ソーシャルギフトで贈った品物は、受け取る相手に都合のよいタイミングで手元に届きます。チケットやポイントではなく品物の場合、相手が配送日時を指定できるので、再配達や賞味期限切れなども避けられるでしょう。
例えば通常の配送では、開封するまで品物の詳細がわかりません。お返しの品が食品とは思わず受け取りを先延ばしにしているうちに、賞味期限が切れてしまった経験がある人もいるでしょう。
ドリンク・チョコレート・アイスなど温度管理が必要な品物が突然届き、冷蔵庫や冷凍庫などの保管スペースを空けるのに苦労したという方も少なくありません。
ソーシャルギフトは通常の配送手配とは異なり、入力された受け取り日時をもとに発送手続きがされるため、賞味期限切れの心配は不要です。また、あらかじめ品物の中身がわかるので、受け取るものに合わせてスペースを確保できます。
ソーシャルギフトは簡単な操作のみで、内祝いと一緒に写真や動画を贈れます。購入時の手続きで、写真や動画を選んで添付できるサービスもあるので、気軽に感謝の気持ちを共有できるでしょう。
結婚の内祝いなら夫婦の写真や結婚式の写真、出産内祝いならお子様の写真を同封したいと考える人は多いものです。従来の内祝いでは写真を別途印刷してカードなどにセットし、品物と同梱する方法が一般的でした。
しかし、ソーシャルギフトは贈り物のURLに写真を添えられるうえに、動画も送信できるので、音声で感謝の気持ちを伝えることも可能です。
さらに、オリジナルメッセージカードを添えられるサービスもあります。かわいらしいデザインのデジタルメッセージカードに感謝の気持ちを書き表して、一緒に贈ってはいかがでしょうか。
ソーシャルギフトで内祝いを贈る際も、通常の配送と同様に配慮が必要です。内祝いを用意する前に、ソーシャルギフトで贈る際のマナーを把握しておきましょう。
ソーシャルギフトで内祝いを贈る際は、相手がURLを受け取ったあとに必要な手続きについて伝えましょう。相手がソーシャルギフトに不慣れな場合は、入力などをしなくても勝手に品物が届くと勘違いしてしまい、品物を手元に届けられない可能性があるためです。
品物の場合は「URLを開いて住所や配送日を入力すれば、品物が届くよ」と伝えておくと、混乱を防げます。特に、スマートフォンの操作やインターネットが苦手な方が多い60代以降の方に贈る場合は、丁寧に説明しましょう。
受け取り期限が決まっている場合は、期限があることも伝えておくと親切です。多忙により受け取り手続きを先延ばしにする方もいるので、事前に伝えておきましょう。状況に応じて、使用期限のないギフトカードを贈るのもひとつの手です。
ソーシャルギフトを贈る際は、心を込めたメッセージを添えましょう。手軽に贈れることから簡易的と捉えられることもあるソーシャルギフトですが、メッセージを添えると感謝の気持ちが伝わり特別感が生まれます。
通常の配送で内祝いを贈る際は、便箋の購入や手書きが必要になりますが、メッセージフォームに入力するだけで気持ちを伝えられる点は、ソーシャルギフトの魅力のひとつです。
とはいえ、デジタルメッセージカードであっても、手紙と同様のマナーを心がけましょう。内祝いのメッセージには、主に次の点を記載します。
例えば結婚祝いをいただいた場合は、「◯月◯日に無事挙式を挙げました」「◯◯に引っ越して新生活をスタートしました」と現状の報告を入れます。出産祝いでは生まれた子どもの名前や、母子ともに元気で過ごしていることなどを伝えましょう。
一方で、使用してはいけない言葉もあるので注意が必要です。例えば、「別れる」「離れる」「落ちる」など、縁起が悪いとされる忌み言葉は避けましょう。区切りや終わりを意味する句読点も、お祝いの文面では使用しないことが一般的です。
また、忌み言葉ではないものの、内祝いを贈る側が「お返し」と言うことも控えましょう。お祝いをいただいたから用意せざるを得なかったと連想させ、義務感で贈り物をしていると思われかねません。
結婚内祝いは、結婚式を挙げてから、または入籍してから1カ月以内を目安に贈ります。出産内祝いは、出産祝いをいただいてから1カ月以内、もしくはお宮参りから1週間以内を目安に贈ることが一般的です。
早すぎるとお祝いを待っていたような印象があり、遅すぎるとマナーにルーズな印象を抱かせてしまいます。
なお、結婚や出産から1カ月以上経ってからお祝いをいただいた場合は、期間を空けずに可能な限り早く内祝いを贈りましょう。
ただし、お返しする相手の身内に不幸があった場合は、四十九日が終わるころを目安に贈るのが無難です。四十九日法要が終わるまでは葬儀の準備や手続きなどで忙しく、精神的な余裕がない状況だと考えられます。落ち着く頃合いを見計らって、内祝いを贈るよう配慮しましょう。
内祝いの相場は、いただいた金額の半額から3分の1程度で、ソーシャルギフトの場合も通常ように品物を贈る場合と変わりません。
例えば、3,000円のお祝いに対しては1,000〜1,500円、10,000円なら3,500〜5,000円ほどが相場の目安です。ただし、相手との関係性によって変動することを把握しておきましょう。
ここでは、ソーシャルギフトで内祝いを贈る場合の金額相場を、相手との関係性ごとに解説します。
両親や親戚から高額なお祝いをもらった場合は、10,000〜30,000円程度を目安に予算内で用意しましょう。お祝いを多くいただいたからといって高額なお返しを贈ると、かえって気を遣わせてしまいます。
例えば、10万円以上のお祝いをいただいても、10,000〜30,000円程度に留めておくことが一般的です。結婚や出産の前後は新しい生活に向けて出費がかさむため、支援の意味を込めて高額なお祝いを贈る両親や親族は多いでしょう。
厚意を無駄にしないためにも、無理のない金額でお返ししましょう。
上司や目上の方への内祝いは、いただいたお祝いの3分の1程度の金額で用意しましょう。例えば、3,000円のお祝いなら1,000円、10,000円なら3,500円ほどが目安です。
目上の方には、それなりの金額でお返しするべきと考える方もいるかもしれません。しかし、相場以上のお返しは、お世話になりたくないというメッセージに捉えられかねないので、3分の1程度にとどめておくと無難です。
もし高額なお祝いをいただいた場合、受け取る人によって考え方が違うため一概にはいえませんが、3分の1より少ない金額でも問題ないでしょう。
同僚や後輩、友人に贈る内祝いは、いただいたお祝いの半額程度の金額で用意しましょう。例えば、3,000円のお祝いなら1,500円、10,000円なら5,000円程度が内祝いの金額の目安です。
同僚や後輩に連名でお祝いをいただいた場合は、職場で分け合えるお菓子を贈ることもおすすめです。個包装の焼き菓子なら複数人でも分けやすく、好みのタイミングで口にできるので喜ばれるでしょう。
ソーシャルギフトはさまざまな目的で活用できるように、多数の贈り物が用意されています。なかでも内祝いに適した商品をチェックしておきましょう。
ここからは、antina gift studioがおすすめする内祝いにぴったりなソーシャルギフトを紹介します。
食べたらなくなるグルメギフトは、内祝いにおすすめです。特にお菓子はすぐに食べられて好みが分かれにくいので、多くの方に選ばれています。
例えば、個包装された焼き菓子の詰め合わせセットなどがおすすめです。一度にすべて食べ切る必要がなく賞味期限も長いことから、子どもがいる家庭はもちろん少人数世帯にも喜ばれます。
他にも、メゾン ショーダンの焼菓子アソートは、パリで生まれたクッキーとひと口サイズの板ショコラがセットになっており、スイーツの本場の味わいを満喫できるでしょう。
生活のなかで必要な日用品や雑貨も、内祝いにおすすめです。使ったらなくなる消耗品なら、相手の好みがわからなくても気軽に贈りやすいでしょう。一方で、相手と親しく好みを知っている関係性であれば、相手の嗜好に合う雑貨を贈ることでさらに喜んでもらえるはずです。
日用品なら、タオルや洗剤などが定番です。いくつあっても困らず必ず使用するものなので、上質なブランドの商品を選ぶとよいでしょう。
雑貨であれば、食器や調理器具などが選ばれています。シンプルなものやかわいらしいもの、モダンなものなどテイストは幅広いので、相手の好きなインテリアや持ち物などに合いそうな1点を選んでみてください。
近年ではカタログギフトの贈り物が定番化しつつあります。受け取った相手が好みの品物を選べるので、本当に欲しいものを贈ることができるでしょう。
ひと口にカタログギフトといっても、種類はさまざまです。幅広い商品から選べる総合カタログギフトはもちろん、銘酒・銘柄米・銘柄肉などを選りすぐったグルメ専門カタログギフトやブランドのセレクションなどを選べます。
ライフスタイルを考慮してカタログギフトを選ぶ必要はありますが、品物の決定は相手に委ねられます。相手の好みがわからないときやすでに持っているものとかぶるのが不安な方は、ぜひ選択肢に入れてみてください。
感謝の気持ちを込められて手軽に贈れるソーシャルギフトですが、状況によってはデメリットが生じる可能性もあります。ソーシャルギフトのデメリットも理解したうえで、贈るか検討しましょう。
受け取る相手によっては、ソーシャルギフトは失礼だと思われる可能性があります。スマートフォンで手軽に贈れるため、手抜きのように感じる方もいるでしょう。
特に上司や取引先、恩師などの目上の方には、品物を用意したうえで手渡しや通常の配送手続きをしたほうが無難といえます。ソーシャルギフトは比較的カジュアルな新しい贈り物の形であるため、形式を重んじる傾向がある方には控えたほうがよいでしょう。
ソーシャルギフトは受け取り手続きが必要なので、相手によっては受け取りが困難な場合があります。
例えば、相手がスマートフォンやPCを使用していなかったり操作に慣れていなかったりすると、どのように手続きをすればよいのか戸惑ってしまうでしょう。実店舗で品物と交換するチケットの場合は、相手の住所の近隣に対象の店舗がないケースも考えられます。
ソーシャルギフトを贈るなら、使い方まで伝えると丁寧です。URLから住所や配送日時を選択する必要があることや、実店舗で交換することなどを共有し、相手が気持ちよく贈り物を受け取れるようにしましょう。
ソーシャルギフトは期限内に受け取り手配をするよう、相手にお願いしなければいけません。商品の注文や交換には期日が設けられているケースが多く、期限を過ぎると失効してしまいます。
期限は購入した店舗や商品によってさまざまで、2週間や1カ月、4カ月、6カ月などのものがあります。受け取り期限も確認したうえで購入することをおすすめします。
多忙な方にお渡しする場合は、期限内に受け取りの手配をするようにあらためてメッセージで伝えておくと、期限切れを防ぎやすくなるでしょう。
通販全般に共通するデメリットですが、ソーシャルギフトも品物の品質を自分で確認することはできません。インターネット上での買い物であるため、慎重に選ぶことが大切です。
品物の色・質感・サイズは、インターネット上の写真では判断しにくい部分でもあります。グルメ系のギフトの場合は、味や香りなどが気になる方も多いでしょう。
広い選択肢のなかから初めて購入するのであれば、掲載されている情報を確認することが大切です。商品の解説や口コミをよくチェックして、信頼できるサービスを探しましょう。
結婚祝いや出産祝いの内祝いは、ソーシャルギフトでも失礼にはあたりません。自分や相手にかかる負担を抑えて、感謝の気持ちを込められるソーシャルギフトは、今や定着しつつあります。
一方で、相手によっては失礼だと感じたり受け取りが困難だったりするので、親しい方や同年代の方へのプレゼントに使用するのがおすすめです。一般的な内祝いと同様に、いただいたお祝いの半額から3分の1ほどを目安に、喜ばれそうな贈り物を用意しましょう。
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