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カタログギフトをもらったらお返しはどうする?内祝いのマナーも解説

受け取った方がカタログの中から好きなものを選べるカタログギフト。しかし、お祝いにカタログギフトをもらった際のお返しにはどのようなものを選べばよいのでしょうか。同じようにカタログギフトでお返しをしてもよいのか、迷う方もいるでしょう。

そこで今回は、カタログギフトをもらった場合のお返しについて詳しく解説します。また、内祝いのマナーや内祝いを受け取ったあとの対応方法についても紹介するので、ぜひお祝いを受け取った際の参考にしてみてください。

カタログギフトをもらったお返しはどうするべき?

カタログギフトをもらった場合、現金などでお祝いをいただいたときと対応方法は基本的に同じです。ただし、カタログギフトをもらったシチュエーションによって対応方法は異なるため、正しいお返しの方法を覚えておきましょう。

お歳暮やお中元の場合、お返しは必要ない

お歳暮やお中元は「日頃の感謝を伝えるもの」です。そのため、お歳暮やお中元でカタログギフトをもらった場合、基本的にお返しは必要ありません。お返しをしてしまうと、かえって相手に気を遣わせてしまう可能性があります。

自分からお歳暮やお中元を贈っていない相手に対しても、お返しは不要です。ただし、マナーとして礼状の送付は必要です。礼状は、お歳暮やお中元を受け取ってから3日以内に送ることが一般的です。

お祝いのお返しは必要になる

お祝いとしてカタログギフトをもらった場合は、お返しが必要です。結婚祝いや出産祝い、引越し祝いに対するお返しは、一般的に「内祝い」と呼ばれます。

内祝いを贈ることはマナーとされているため、贈らないと非常識と思われてしまうこともあるでしょう。マナーに反した行動をとらないために、ここからは「内祝いとは何か」「お返しと何が違うのか」「カタログギフトでお返ししてもよいか」についてそれぞれを解説します。

そもそも内祝いとは

現代において「内祝い」とは、いただいたお祝いに対するお返しを意味します。ただし、本来の意味は異なります。

もともと内祝いは、おめでたいことがあったときに親族や日ごろお世話になっている方に送るものでした。つまり、お返しではなく、喜ばしいことのお裾分けとして、お祝いの品を送ったり宴席に招待したりする習慣のことを指していました。

しかし、現代では反対に、内祝いは「お祝いへのお返し」として使われることが一般的です。このように、内祝いは本来の意味とは違う使われ方をしているため、地域によって解釈が異なる場合もあります。したがって、まずは地域の慣習に合わせることが大切です。

内祝いとお返しはどう違う?

内祝いとお返しは、現代においてはほとんど同じ意味です。ただ、先述した通り、地域によって贈り方のルールが異なる場合があります。

例えば、入園・入学祝いの内祝いは、入園・入学の1ヵ月以内に贈ることが一般的ですが、地域によっては、結婚や出産のお祝いに対しては内祝いを贈るものの、初節句や入園・入学などのお祝いには内祝いを贈らない、というケースもあります。

つまり、あらかじめその地域がどのような慣習になっているのかを確認しておくことが大切です。また、お歳暮やお中元と同様に、贈り先から「内祝いは必要ありません」と言われた場合でも礼状を送りましょう。

カタログギフトでお返ししてもよい?

お祝いにカタログギフトをいただいた際に、カタログギフトでお返しを贈ることは、あまりふさわしくないといえます。

カタログギフトは、贈り物としては非常に便利で、相手にも喜ばれやすいものです。ただし、相手からカタログギフトをいただいた場合は、別の形でお返しするほうがよいでしょう。

内祝い(お返し)が必要になる贈り物とは?

お歳暮やお中元以外は、相手からお祝いを受け取ったら基本的にはお返しが必要です。シーンによっては内祝いではなく、「快気祝い(快気内祝い)」「香典返し・返礼」が用いられることもあります。

ここではシーン別に、どのような名目でお返しをすればよいのかを紹介します。

「内祝い」として贈るもの

以下のお祝いをもらった場合は、内祝いを贈ります。

  • 結婚祝い
  • 出産祝い
  • 新築祝い

お返しの金額相場は、いただいた金額の半分から1/3程度が適切といわれています。基本的には半返しがマナーですが、もし想定より多くいただいた場合は1/3程度でも問題ありません。

内祝いを贈る場合は、カタログギフトがおすすめです。相手や贈るシーンに合わせて、適切なカタログギフトを選びましょう。

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「快気祝い」として贈るもの

病気やケガによる入院のお見舞いに来ていただいた方には、快気祝いをお礼として贈ります。

ここで注意すべきなのが、「快気祝い」と「快気内祝い」は同じ意味で使われるということです。つまり、一般的な内祝いと違い、「快気内祝い」は「お返し」ではありません。相場は内祝いと同じで基本的には半分、想定より多かった場合は1/3程度でも問題ありません。

快気祝いを贈る場合も、カタログギフトがおすすめです。快気祝いでは、入院された方の病気やケガが後に残らないようにという願いをこめて、日用品や食べ物などの「消え物」を贈ることが定番です。

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「香典返し」として贈る

お香典や玉串料をいただいた場合、香典返しを贈ります。四十九日(七七日忌・満中陰)の忌明けを迎えたあとに、ご報告と御礼のご挨拶をかねてお返しの品を贈ります。

カタログギフトは香典返しの贈り物としても定番です。ただ、香典返しには挨拶状やのしなどのマナーがあります。

贈り物・カタログギフトの専門店「antina gift studioアンティナギフトスタジオ)」では、香典返し専用のカタログギフトをご用意するとともに、挨拶状やのしなどのサービスを無料でご提供しております。antina gift studioの専任ギフトアドバイザーがカタログギフト選びもお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。

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「お歳暮」「お中元」として贈るもの

お歳暮やお中元のお返しは、先述した通り必要ありません。お歳暮・お中元をいただいた際にお返しを贈りたい場合は、こちらもお歳暮・お中元として贈りましょう。贈る時期が外れてしまった場合は、「暑中見舞」「寒中見舞」などとして贈ります。

お年賀やお土産など、直接持参いただいた贈り物へのお返しは、来訪時に食事でおもてなしをしたり、次回こちらが訪問する際にお土産を持参するとよいでしょう。

なお、お歳暮やお中元にもカタログギフトはおすすめです。カタログギフトだけでなく、「お酒専門のカタログ+おつまみ」のように、カタログギフトと食品をセットにして贈れるものもあります。

人によってはお歳暮・お中元をたくさんもらい、負担に感じるケースも少なくありません。カタログギフトであれば、受け取る側が自分好みのものを選べるため、このような場合でも相手に喜んでもらえるでしょう。

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内祝い(お返し)の基本的なマナー

内祝い(お返し)を送る際には、さまざまなマナーがあります。特に、次のマナーは必ず覚えておきましょう。

  • 1ヶ月以内にお返しを贈る
  • いただいた金品の半額程度になる品物を贈る

以下では、それぞれのマナーについて詳しく解説します。

1ヶ月以内にお返しを贈る

贈り物やお金をいただいたら、1ヶ月以内にお返しを贈りましょう。もらって3日後など、早すぎると相手を戸惑わせてしまう一方で、反対に遅すぎると「忘れていたのでは」と思われかねません。

とはいえ、「1ヶ月以内」にこだわりすぎる必要はありません。相手が「急に身内に不幸があり忙しい」「出産を控えている」といった場合、あえて贈るタイミングをずらすことも相手への気遣いになります。いずれの場合も、できれば贈る前に連絡を入れておくことをおすすめします。

いただいた金品の半額程度になる品物を贈る

贈り物やお金をいただいた場合、一般的には「半額程度になる品物」をお返しします。いただいた金額が大きい場合は、1/3程度でも問題はありません。

なお、細かい金額の調整も必要ありません。次で詳しく説明しますが、「税抜か税込か」「手渡しの場合、相手の交通費なども考慮すべきか」などと細かく計算せず、ざっくりと「半額から1/3程度」と考えておきましょう。

必ずしも半額にこだわらなくてもよい

お返しの金額の目安は基本的には半額ですが、端数まで割り出す必要はありません。例えば、85,000円分のお祝いをいただいた場合、「42,500円分ぴったりの品物を返さないといけない」というわけではありません。この場合は、40,000円前後が相場です。

厳密に半返しすると、かえって相手に気を遣わせてしまう可能性もあります。相場より少なめになる場合は、後日食事に招待するなど、別の形で感謝の気持ちを表す方法もあります。

内祝い(お返し)のシーン別マナー

内祝い(お返し)には、他にもさまざまなマナーがあります。

ここでは特に内祝いをすることの多い「結婚祝いをもらったとき」「出産祝いをもらったとき」のそれぞれのシーンで求められるマナーを解説します。

結婚祝いのマナー

結婚祝いの内祝いを贈る際に特に覚えておきたいマナーは次の2つです。

  • 高額の結婚祝いをもらった場合は親族などに相談する
  • 連名で結婚祝いをもらった場合は個別に返す

以下では、それぞれについて詳しく解説します。

高額の結婚祝いをもらった場合は家族などに相談する

高額の結婚祝いをもらった場合、地域の慣習に合ったお返しを考えましょう。家族や親族などに相談してみることをおすすめします。

通常はいただいた金額の半額から1/3程度のお返しが適切なので、結婚祝いが100,000円だった場合、内祝いは30,000円〜50,000円程度が相場です。

結婚内祝いは相手の喜びそうなギフトや丁寧なお礼の手紙を添え、感謝を伝える方法を検討しましょう。その際、カタログギフトを贈るという選択肢もあります。カタログギフトにはさまざまな種類のものがあるため、相手に合わせて贈ることができます。

また、現金を贈ることはあまりふさわしくないため、避けるようにしましょう。

連名で結婚祝いをもらった場合は個別に返す

連名でお祝いをいただいた場合、金額を人数で割って個別にお返しする方法が一般的です。ただし、金額が少なかったり人数が多かったりする場合は、代表者を決めて、その方に贈るという方法もあります。

いずれの場合も、お礼の手紙やメールなどでお礼を伝えましょう。お礼のメッセージは全員に送ることをおすすめします。

出産祝いのマナー

出産祝いの内祝いを贈る際は、特に次の3つのマナーを押さえておきましょう。

  • 出産内祝いとして半額〜1/3程度のお返しを贈る
  • 現金や商品券は避ける
  • お宮参りとともに贈る

以下では、それぞれについて詳しく解説します。

出産内祝いとして半額〜1/3程度のお返しを贈る

出産内祝いも結婚内祝いと同様に、半額〜1/3程度が相場です。また、高額な場合は半額にこだわる必要がない点も同じです。

特に両親や親戚は、高額なお祝いをしてくれることもあります。この場合、内祝いの金額は事前に相談してから決めることが大切です。「高価なものはいらない」と言われた場合は、一般的なマナーよりも相手の気持ちを優先しましょう。

「お返しは必要ない」と言われた場合は、お礼の手紙や写真、電話などで感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

現金や商品券は避ける

出産内祝いに現金や商品券を贈ることは避けましょう。出産直後は赤ちゃんのお世話で忙しかったり体調が万全でなかったりと、内祝いの用意が大変かもしれませんが、形式的で心が込もっていないような印象を与えてしまう可能性があります。

カタログギフトであれば、多彩な選択肢があるため、出産内祝いに最適です。また、Web注文を利用すれば簡単に注文でき、贈る側にとっても便利です。赤ちゃんがお腹にいる間に品物選びをしておくのもよいでしょう。

お宮参りとともに贈る

出産内祝いを贈るのは、お宮参りのタイミングです。お宮参りとは、生後1ヶ月前後を目安に神社やお寺で子どもの成長を祈る行事のことです。お宮参りの報告とともに出産内祝いを準備し、生後1ヶ月頃を目安に贈ります。それ以降にいただいたお祝いは、すぐにお返しを贈るようにしましょう。

ただし、体調によってはお宮参りに参加できず、出産内祝いを贈るタイミングが遅くなる場合もあります。その場合は事前に連絡をしておき、お詫びのメッセージを添えて内祝いを贈りましょう。

内祝いへのお返しは基本的に必要ない

内祝いに対するお返しは必要ありません。内祝いにお返しをしてしまうとキリがないため、感謝の言葉を伝えるだけに留めておきましょう。

ここで注意すべき点は、お祝いをもらっていない方には内祝いを贈らないということです。例えば、「親戚のAさんから結婚祝いをもらったけれど、Bさんからはもらっていない」という場合、Bさんにも贈ってしまうと、人によってはお祝いを催促しているように捉えられかねません。まとめて内祝いの贈り物を注文する際などは注意しましょう。

内祝いを受け取ったらどうすればよい?

内祝いを受け取った場合の対応方法は、主に次の2つです。

  • その日のうちにお礼をする
  • 目上の人には手紙やハガキで伝える

以下では、それぞれの対応方法について解説します。

その日のうちにお礼をする

内祝いを受け取ったら、その日の内にお礼を伝えましょう。お礼が遅くなると、「きちんと手元に届いていないのでは」と贈り主を不安にさせてしまうかもしれません。

報告は電話が一般的ですが、相手によってはメールやLINEなどでも問題ありません。

目上の人には手紙やハガキで伝える

上司や目上の方、親戚などから内祝いをいただいた場合は、電話などのお礼に加えて、手紙やハガキを送るとより丁寧な印象を与えられます。手紙やハガキは届くまでに日数がかかるため、電話やメールで一度連絡を入れておくと、贈り主も安心してくれるでしょう。

内祝いやお返しはカタログギフトがおすすめ

内祝いやお返しにはカタログギフトがおすすめです。カタログギフトであれば相手に金額が伝わらないため気を遣わせる心配がなく、好きなものを選んでもらえます。ただし、相手からカタログギフトを受け取った場合は、できるだけ別の品物を贈りましょう。

カタログギフトは「内祝い」「快気祝い」「香典返し」などシーンによって適切なものを選ぶことが大切です。ふさわしくないものを贈ってしまうと、相手によくない印象を与える可能性があります。

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